夢心
七代目当主「東海林萬之助」は毎日、『何とかして良い酒を造ろう』と朝早くから夜遅くまで酒造りの研究に没頭し、寝食を忘れて働いていた。
そんなある夜、萬之助の夢枕に立つ稲荷より「我は『朝日稲荷』なり、汝の心掛け殊勝なり、酒造りの秘伝を伝授すべし。」と酒造りの方法を教えられた。
萬之助は近郷近在つどい寄って、この美酒に酔い喜び、そしてその名声は、会津一円はもとより県内外にまでもてはやされるに至ったのだ。
神にお礼をと、福島県岩瀬郡須賀川町の朝日稲荷へ酒樽を奉納し感謝の真心を捧げた。
しかし、旅の疲れのため社頭でうとうとと眠ってしまった萬之助の夢枕に、神が現れこう言った。
「よくぞ詣りしよ。汝の造る酒に『夢心』と名づくべし」
時はあたかも弥生(3月)の頃、神社中庭の「中丸桜」の花は満開と咲き誇り、何とも形容しがたき満足感。神の御加護のありがたさと、うれしさに感動が全身にみなぎり、瑞喜の涙が頬をつたった。
かくして夢より覚め、商標を『夢心』と定め、桜の花をあしらうようにした。
須賀川市朝日稲荷神主の談話より
全10商品
並び替え
-
2,970円(内税)
-
1,980円(内税)
-
1,540円(内税)
-
5,940円(内税)
-
2,780円(内税)
-
3,960円(内税)
-
2,653円(内税)
-
1,485円(内税)
-
1,355円(内税)
-
1,666円(内税)
全10商品中 1 - 10表示
- 前へ
- 1 ページ目
- 次へ